2020年度版 郡山の女性(ママ)の働く意識調査「ふくしま1000mamaプロジェクト」 調査結果(1) 基本情報及び未就業者の希望する働き方
2020年度版 郡山の女性(ママ)の働く意識調査「ふくしま1000mamaプロジェクト」
調査結果(1) 基本情報及び未就業者の希望する働き方
■2020年度調査結果 目次
(1) 基本情報及び未就業者の希望する働き方
(2) 就業者の現在の就業状況について
(3) 未就業者の希望する働き方と就業者の就業実態の違い
(4) 求人者(企業)の志向及び未就業者の志向と求人者(企業)の志向の比較
(5) 未就業者及び就業者の志向の過去4年間での変遷
(6) 総括及び補論「未就業者の意識の変化とその原因についての考察」
■ダイジェスト
・女性(ママ)の 96% 以上が働く意思を持っている。
・未就業者の希望条件は「パート・アルバイト」で「週3-4日」「5時間/日以内」勤務で「土日休み」
・未就業者は不要の範囲内で働きたいと考えている人が全体の67%
「おしごと百貨店」は2020年、福島県内に居住する1,000名の女性(ママ)を対象とした、働くことに対する意識調査(プロジェクト名・ふくしま1000mamaプロジェクト)を実施し、調査結果がまとまりましたので報告致します。今年度は郡山市内を中心とした企業・団体の方にもアンケートにご協力いただき「雇う側」「雇われる側」の意識・認識の違いについても調査致しました。今回は、未就業者の希望する働き方と就業者の就業実態の違い、言わば「理想と現実」についてレポートしていきます。
調査概要
■調査プロジェクト名:
ふくしま1000mama PROJECT Vol.4 / ふくしま100企業PROJECT -ふくしま企業雇用動態調査-
■調査目的:
・女性(ママ)の働く志向を調査し、広く周知することによって、志向に合った仕事を創出するとともに働く意欲のある女性に対する意識改革によって就業場所を広げ、ミスマッチを解消し活躍の場を創出するため
・企業の雇用情勢を知り、求職者側との「ミスマッチ」の原因を調査するため
・企業の雇用動態を知り、各企業の人材確保についての提言を図るため
■調査方法:
「おしごと百貨店」及び「暮らしづくりビレッジ」が共同で当該施設利用者及び主催するイベント等に集客した参加者及び関連団体等の利用者による直接記載形式にて実施
■調査対象:
1.求職者向け:0歳児以上の子供を持つ主に20代~50代の女性
2.事業者向け:郡山市内を中心とした企業経営者・人事担当者
■回収数:1.求職者向け:1,167 2.事業者向け:101
■実施期間:2020年2月1日~11月30日
■プロジェクト推進団体:おしごと百貨店(一般社団法人Stand for mothers/ 株式会社ワールドネクスト ※調査時)
■特別協力:郡山商工会議所
■協力:発達障がい児凸凹発達児子育てサポートLino/すかがわ子育てネットワークtunagu(つなぐ)/ 白河市/こおりやま子ども若者ネット等
基本情報
回答者の年代
回答者の子どもの年齢(複数回答)
回答者の就業状況
働く意思について
今回の調査では就業者は全体の80%、未就業者が20%となりました。
また、就業者と「3年以内には働きたい」と回答した未就業者を併せると、全体の96.6%が働く意思を持っている、という結果となりました。(※1)また、未就業者の82.6%が「1年以内に働きたい」と回答しました。(※2)
それでは、ここからは現在働いていない方(未就業者)の志向についてレポートしていきます。
調査結果(1) 未就業者の希望する働き方
【1】未就業者の希望する雇用形態
未就業者が希望する雇用形態は「パート・アルバイト」が最も多く、50%を超え、さらに「正社員」と回答した方の2倍以上となりました。
【2】未就業者の希望する週の勤務日数
未就業者が希望する週の勤務日数は「週3-4日」が最も多く、60%となっています。
【3】未就業者の希望する1日の勤務時間
未就業者が希望する1日の勤務時間は「5時間未満」が最も多く、60%となっています。
【4】未就業者の希望する休日
未就業者が希望する休日は「土日休み」が最も多く、約70%となりました。
【5】未就業者の希望する扶養の範囲内外
未就業者が希望する扶養の範囲の内外については「扶養の範囲内におさめたい」と回答した方が67%となりました。
【6】未就業者の希望する職種
未就業者が希望する職種は「事務系」「接客・サービス系」が最も多く、それぞれ25%弱の方が希望しました。次いで「製造・生産系」が人気となりました。
【7】未就業者が仕事を選ぶ際に重視するポイント(複数回答)
未就業者が仕事を選ぶ際に重視するポイントは「給与」が一番多かったものの、次いで「勤務時間を調整できる」がほぼ同スコアで2番目となっています。
【8】未就業者が就職してから「努力できる」と考えているポイント(複数回答)
未就業者が就職してから「努力できる」と考えているポイントは「家事の効率化」が最も多く、50%に迫る割合となりました。次いで「子供の預け先の確保」が約35%となっています。
【9】未就業者のクリアできれば働ける課題(複数回答)
未就業者の「クリアできれば働けること」の1位が「家族の協力」となっています。
今回と次回3回分の(2)(3)(4)については、調査結果のレポートのみと致します。
調査結果の分析・考察については、随時ポイントを絞ってレポート致します!
次回は就業者の現在の就業状況及び志向についての調査結果をレポート致します!
その他のカテゴリーのコラムはこちら
Mom's Story
Interview
Return to work