2020年度版 郡山の女性(ママ)の働く意識調査「ふくしま1000mamaプロジェクト」 調査結果(2) 就業者の現在の就業状況について
2020年度版 郡山の女性(ママ)の働く意識調査「ふくしま1000mamaプロジェクト」
調査結果(2) 就業者の現在の就業状況について
「おしごと百貨店」は2020年、福島県内に居住する1,000名の女性(ママ)を対象とした、働くことに対する意識調査(プロジェクト名・ふくしま1000mamaプロジェクト)を実施し、調査結果がまとまりましたので報告致します。今年度は郡山市内を中心とした企業・団体の方にもアンケートにご協力いただき「雇う側」「雇われる側」の意識・認識の違いについても調査致しました。今回は、未就業者の希望する働き方と就業者の就業実態の違い、言わば「理想と現実」についてレポートしていきます。
■2020年度調査結果 目次
(1) 基本情報及び未就業者の希望する働き方
(2) 就業者の現在の就業状況について
(3) 未就業者の希望する働き方と就業者の就業実態の違い
(4) 求人者(企業)の志向及び未就業者の志向と求人者(企業)の志向の比較
(5) 未就業者及び就業者の志向の過去4年間での変遷
(6) 総括及び補論「未就業者の意識の変化とその原因についての考察」
■ダイジェスト
・就業している女性(ママ)の40%超は「正社員」として就業している
・就業している女性(ママ)の60%超は扶養の範囲を超えている
・就業している女性(ママ)の約30%は家族が家事・育児に協力的なため、仕事を続けられている
調査概要
■調査プロジェクト名:
ふくしま1000mama PROJECT Vol.4 / ふくしま100企業PROJECT -ふくしま企業雇用動態調査-
■調査目的:
・女性(ママ)の働く志向を調査し、広く周知することによって、志向に合った仕事を創出するとともに働く意欲のある女性に対する意識改革によって就業場所を広げ、ミスマッチを解消し活躍の場を創出するため
・企業の雇用情勢を知り、求職者側との「ミスマッチ」の原因を調査するため
・企業の雇用動態を知り、各企業の人材確保についての提言を図るため
■調査方法:
「おしごと百貨店」及び「暮らしづくりビレッジ」が共同で当該施設利用者及び主催するイベント等に集客した参加者及び関連団体等の利用者による直接記載形式にて実施
■調査対象:
1.求職者向け:0歳児以上の子供を持つ主に20代~50代の女性
2.事業者向け:郡山市内を中心とした企業経営者・人事担当者
■回収数:1.求職者向け:1,167 2.事業者向け:101
■実施期間:2020年2月1日~11月30日
■プロジェクト推進団体:おしごと百貨店(一般社団法人Stand for mothers/ 株式会社ワールドネクスト ※調査時)
■特別協力:郡山商工会議所
■協力:発達障がい児凸凹発達児子育てサポートLino/すかがわ子育てネットワークtunagu(つなぐ)/ 白河市/こおりやま子ども若者ネット等
基本情報
回答者の年代
回答者の子どもの年齢(複数回答)
回答者の就業状況
それでは、ここからは現在働いている方(就業者)の志向についてレポートしていきます。
調査結果(2) 就業者の現在の就業状況について
【1】就業者の現在の雇用形態
就業者の現在の雇用形態は「正社員」が最も多く、全体の40%超となっています。
【2】就業者の現在の週の勤務日数
就業者の現在の週の勤務日数は「週5日以上」が最も多く、85%となっています。
【3】就業者の現在の1日の勤務時間
就業者の1日の勤務時間は「6-8時間」が最も多く、60%を超えました。
【4】就業者の現在の休日
就業者の現在の休日は「土日休み」が最も多く、60%を超えました。
【5】就業者の扶養の範囲内外
就業者の現在の扶養の範囲の内外については「扶養の範囲外」と回答した方が60%を超えました。
【6】就業者の現在の職種
就業者の現在の職種は「製造・生産系」が最も多くなっています。次いで「接客・サービス系」、「事務系」となりました。
【7】就業者が就職してから仕事を続けられている理由(複数回答)
就業者が就職してから仕事を続けられている理由は「働く時間・休日が希望とあっている」が最も多く、約32%となりました。次いで「職場に子育てへの理解がある」が約30%、さらに「家族が協力的」も約30%弱となっています。
次回2回分の(3)(4)については、調査結果のレポートのみとさせていただきます。
調査結果の分析・考察については、随時ポイントを絞ってレポート致します!
次回は未就業者の希望と就業者の実態がどのように違うのかをレポート致します!
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